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[最新]OPEN BROADCASTER SOFTWARE(OBS)のTWITCH設定方法 2015/10/15更新

前回の記事更新より1年弱経ってしまったので

色々と細かいとこなど更新して新たに記事を書いておきます。

今回使用するのはOBS ver.0.656bになります。

 

OBSを起動して、設定画面を開きます。

 

一般設定

20151015163643

設定プロファイル: のところにわかりやすい名前をつけて

”追加”ボタンを押してプロファイルを作りましょう。

 

エンコード

エンコーダー(ゲーム画面等を配信できるように変換するもの)は

基本的にx264もしくはNvidia NVENCのどちらかを使います。

※Quick Syncはめんどいし特にメリットないと思います。

そして特に問題ない限りはx264を用いることを推奨します。

20151015170325

エンコーダー:x264

CBRを有効にする:チェック

CBRパディングを有効にする:チェック

特定バッファサイズを使用:チェック

ビットレート:※下に詳細

バッファ:ビットレートと同じ値

 

ビットレートは配信映像の解像度によって調節します

1920×1080(16:9): 3000~3500kbps

1280×720(16:9): 1800~2500kbps

640×480(4:3): 900~1200kbps

640x360p(16:9): 600~800kbps

(Twitch公式ヘルプページを参考にしました。)

ご自身の上り回線速度なども考慮して調節してください。

 

サウンドの項目に関しては

コーデック:AAC

ビットレート:64~128kbps

フォーマット:44.1kHz

チャンネル:ステレオ

が基本となります。

サウンドのビットレートですが、

正直あまり変わらないと思うので控えめでいいかと。

 

(番外編)x264ではなくNVENCを用いる方法

NVENCはGeForce GTX600番代以降に搭載されている

ハードウェアエンコーダーです。

メリット:軽い

デメリット:汚い

というわけなので、x264で配信すると重たくて

ゲームがカクカクしちゃうよーって言う人向けの最終手段

20151015171717

設定自体は簡単で、さきほどのエンコーダーのところを

”Nvidia NVENC”に変更するだけでとりあえずは大丈夫です。

しかしNVENCはx264に比べ同ビットレート時の画質が劣るので

高画質を目指す場合はビットレートを爆盛りする必要があります

個人的な意見ですが、x264 2500kbps = NVENC 4000kbpsくらい

こういう理由もあってあまりおすすめはしません。

 

放送設定

20151015164024

モード:配信

サービス:Twitch

FMS URL:Tokyo

※配信中にフレーム落ち等の問題が起きる場合はCPUの性能が

足りていないか、この項目でサーバーの場所を変更すると

解決するかもしれません。

プレイパス/ストリームキー:以下参照

 

1-Twitchトップページ→自分のアカウント名→ダッシュボード

tw1

2-配信キー→Show Key

20151015165112

3-Stream KeyをOBSへコピペ

20151015165159

 

ビデオ

20151015172543

アダプタ:使用しているグラフィックカード

配信映像:使用しているディスプレイの解像度

解像度の縮小:1.50 (1280×720) ※詳細は下

フィルタ:バイリニア ※詳細は下

FPS:30 ※詳細は下

 

解像度の縮小はTwitchのサーバーに送る際の解像度です。

高すぎると回線速度が足りなくなりフレーム落ちが起きます。

フィルタは解像度の縮小を行う際のやり方です。

(重,高画質)ランチョス>バイキュビック>バイリニア(軽,低画質)

FPSは基本的に30がおすすめです。

ただし、ゲームの種類によっては

1920×1080 30fps

よりも

1280×720 60fpsが綺麗に見えることがあります。

 

よって個人的な意見ですが、

FPSなどのアクションゲーム(よく動く)

・解像度の縮小:1.50 (1280×720)

・フィルタ:バイリニア(PCのスペックに合わせて変更)

・FPS:60

LoLなどのMOBAゲーム(動きがそこまで激しくない)

・解像度の縮小:未設定(1920×1080)

・フィルタ:なし

・FPS:30

を基本に設定していくことをおすすめします。

 

サウンド

20151015174007

この項目は特に設定することがありません。

デバイスなどは基本的に”規定”を選んでおけば問題ありません。

配信中のゲーム音やマイク音が小さすぎると感じた場合は

ゲーム音→デスクトップのボリュームを上げる

マイク→マイクのボリュームを上げる

の数値を上げましょう。

1で100%の意味なので画像の場合は200%までブーストしてます

 

ホットキー

20151015174248

こちらの項目も特に設定することはありませんが、

”配信を開始”と”配信を停止”のところを設定しておくと

簡単に配信を始めたり終わらせられるのでおすすめです。

 

詳細設定

最後の項目になります。

 

とりあえず”一般”の部分をこのように設定します。

20151015175205

配信がカクカクしにくくするために、

プロセスの優先度という項目を”高”にしていますが

負荷が高いと感じた場合は”普通”に変更してください。

 

”ビデオ”の設定ですがx264の設定をした方はこのように

20151015175511

x264のプリセットという項目で画質が決まります。

基本はveryfastなのですが

slower > slow > medium > fast > faster > veryfast > superfast

左に行くほど重たくなるけど高画質な設定です。

PCのスペックと画質のバランスを考えて設定してください。

ちなみにslowerは重すぎるうえにslowと画質は大差ないです。

 

(番外編)NVENCでエンコードしたい人

エンコードの項目でNVENCを選択していると

詳細設定の画面が変わってきます。

20151015180016

x264のプリセットではなくNVENCのプリセットになってます

おすすめというか自分が使っていたのはHigh Qualityです。

でも別に画質はHigh Qualityじゃないです。

これでもまだ負荷がやばくてゲームカクカクするけど

どうしても配信がしたい…っていう場合は、

High Performanceを選びましょう。すごく軽いです。

 

 

以上で解説を終わります。

以前の内容と変化している部分などもありますので

確認していただけると幸いです。

 

なにかわからないことありましたらTwitterでお願いします。

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それでは