前回の記事更新より1年弱経ってしまったので
色々と細かいとこなど更新して新たに記事を書いておきます。
今回使用するのはOBS ver.0.656bになります。
OBSを起動して、設定画面を開きます。
一般設定
設定プロファイル: のところにわかりやすい名前をつけて
”追加”ボタンを押してプロファイルを作りましょう。
エンコード
エンコーダー(ゲーム画面等を配信できるように変換するもの)は
基本的にx264もしくはNvidia NVENCのどちらかを使います。
※Quick Syncはめんどいし特にメリットないと思います。
そして特に問題ない限りはx264を用いることを推奨します。
エンコーダー:x264
CBRを有効にする:チェック
CBRパディングを有効にする:チェック
特定バッファサイズを使用:チェック
ビットレート:※下に詳細
バッファ:ビットレートと同じ値
ビットレートは配信映像の解像度によって調節します
1920×1080(16:9): 3000~3500kbps
1280×720(16:9): 1800~2500kbps
640×480(4:3): 900~1200kbps
640x360p(16:9): 600~800kbps
(Twitch公式ヘルプページを参考にしました。)
ご自身の上り回線速度なども考慮して調節してください。
サウンドの項目に関しては
コーデック:AAC
ビットレート:64~128kbps
フォーマット:44.1kHz
チャンネル:ステレオ
が基本となります。
サウンドのビットレートですが、
正直あまり変わらないと思うので控えめでいいかと。
(番外編)x264ではなくNVENCを用いる方法
NVENCはGeForce GTX600番代以降に搭載されている
ハードウェアエンコーダーです。
メリット:軽い
デメリット:汚い
というわけなので、x264で配信すると重たくて
ゲームがカクカクしちゃうよーって言う人向けの最終手段
設定自体は簡単で、さきほどのエンコーダーのところを
”Nvidia NVENC”に変更するだけでとりあえずは大丈夫です。
しかしNVENCはx264に比べ同ビットレート時の画質が劣るので
高画質を目指す場合はビットレートを爆盛りする必要があります
個人的な意見ですが、x264 2500kbps = NVENC 4000kbpsくらい
こういう理由もあってあまりおすすめはしません。
放送設定
モード:配信
サービス:Twitch
FMS URL:Tokyo
※配信中にフレーム落ち等の問題が起きる場合はCPUの性能が
足りていないか、この項目でサーバーの場所を変更すると
解決するかもしれません。
プレイパス/ストリームキー:以下参照
1-Twitchトップページ→自分のアカウント名→ダッシュボード
2-配信キー→Show Key
3-Stream KeyをOBSへコピペ
ビデオ
アダプタ:使用しているグラフィックカード
配信映像:使用しているディスプレイの解像度
解像度の縮小:1.50 (1280×720) ※詳細は下
フィルタ:バイリニア ※詳細は下
FPS:30 ※詳細は下
解像度の縮小はTwitchのサーバーに送る際の解像度です。
高すぎると回線速度が足りなくなりフレーム落ちが起きます。
フィルタは解像度の縮小を行う際のやり方です。
(重,高画質)ランチョス>バイキュビック>バイリニア(軽,低画質)
FPSは基本的に30がおすすめです。
ただし、ゲームの種類によっては
1920×1080 30fps
よりも
1280×720 60fpsが綺麗に見えることがあります。
よって個人的な意見ですが、
FPSなどのアクションゲーム(よく動く)
・解像度の縮小:1.50 (1280×720)
・フィルタ:バイリニア(PCのスペックに合わせて変更)
・FPS:60
LoLなどのMOBAゲーム(動きがそこまで激しくない)
・解像度の縮小:未設定(1920×1080)
・フィルタ:なし
・FPS:30
を基本に設定していくことをおすすめします。
サウンド
この項目は特に設定することがありません。
デバイスなどは基本的に”規定”を選んでおけば問題ありません。
配信中のゲーム音やマイク音が小さすぎると感じた場合は
ゲーム音→デスクトップのボリュームを上げる
マイク→マイクのボリュームを上げる
の数値を上げましょう。
1で100%の意味なので画像の場合は200%までブーストしてます
ホットキー
こちらの項目も特に設定することはありませんが、
”配信を開始”と”配信を停止”のところを設定しておくと
簡単に配信を始めたり終わらせられるのでおすすめです。
詳細設定
最後の項目になります。
とりあえず”一般”の部分をこのように設定します。
配信がカクカクしにくくするために、
プロセスの優先度という項目を”高”にしていますが
負荷が高いと感じた場合は”普通”に変更してください。
”ビデオ”の設定ですがx264の設定をした方はこのように
x264のプリセットという項目で画質が決まります。
基本はveryfastなのですが
slower > slow > medium > fast > faster > veryfast > superfast
左に行くほど重たくなるけど高画質な設定です。
PCのスペックと画質のバランスを考えて設定してください。
ちなみにslowerは重すぎるうえにslowと画質は大差ないです。
(番外編)NVENCでエンコードしたい人
エンコードの項目でNVENCを選択していると
詳細設定の画面が変わってきます。
x264のプリセットではなくNVENCのプリセットになってます
おすすめというか自分が使っていたのはHigh Qualityです。
でも別に画質はHigh Qualityじゃないです。
これでもまだ負荷がやばくてゲームカクカクするけど
どうしても配信がしたい…っていう場合は、
High Performanceを選びましょう。すごく軽いです。
以上で解説を終わります。
以前の内容と変化している部分などもありますので
確認していただけると幸いです。
なにかわからないことありましたらTwitterでお願いします。
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それでは